「こうやったらどうかな」「ああやっていこう」と、自分の思いや考えを伝えられる機会や場所がたくさんあり、オープンで明るい会社です。
社内業務改善プロジェクト発足にあたり各部会、さらに数々の分科会ができました。話し合いの内容を定期的に社内で発表し、意見を共有してみんなで改善や新しいことに取り組もうと試みています。また、その分科会をきっかけにバーベキューやボウリング大会を催すなど、自主的なコミュニケーションの輪も広がっています。
一人ひとりが個人的なポテンシャルとスキルの高い社員が多く、社外の方からお褒めの言葉をいただく機会もあり、個人で受賞歴のある人も多くいます。そのような社員が牽引役となり、資格取得を目指して学んだり、個人で課題を掲げて自主的に取り組む社員も多く、会社全体のレベルを上げてくれています。
「やる気」と「元気」のある人を求めています。
働く源となる「やる気」と「元気」をもって私共の懐に飛び込んできてくれさえすれば、あとは先輩たちが包括的に指導、教育をして、一人前に育て上げる体制があります。
例えば、現場代理人は一人前になるのに時間がかかると思われがちですが、当社では入社2年目の社員が小規模の仕事をこなしたりしています。実際はおおよそ経験3年で土木・建築施工管理技士2級、5年で同1級を取得でき、8年から10年程度で独り立ちができるほどの現場代理人になることができます。
北條組では除雪や清掃作業、災害支援などにも取り組んでいます。北條組で働くことで地域や社会に貢献できるという誇りを糧に、「ありがとう」の言葉を「やる気」と「元気」に変えられる…、そんな人と一緒に働きたいと望んでいます。
北條社長が一番思い出に
残っている現場は?
どの現場にも思い入れがあり、これが一番といえる現場を選ぶのは難しいです。当社の建築は、お客様のニーズによって一から創るため、一つひとつが全部違います。公共事業にしても同じものがありません。どれもその時々の努力が思い出され、比較しがたい足跡です。仕事以外の時間に自分で関わった現場の前を通ったりすると、達成感や満足感がよみがえり、この仕事をしてきてよかったなと誇りに思います。
私は現場上がりなので、現場の気持ちを忘れないようにという思いがあります。土曜日は自社が関わっている現場に差し入れを持って行ったりしています。現場が好きですし、そこで頑張っている社員と会話できるのもやりがいとなっています。
3代目社長の思い
2016年に90年余の歴史ある会社の3代目社長に就任し数年が経ちました。知らないことがたくさんあり、現場代理人の方々に色々なことを教えてもらっています。年齢に関係なく、すごいなと思う人が本当に多いです。心強い先輩方の力を借り、分からないことは分からないと素直に学ぶ姿勢が大事だと思っています。これから、新しい力を持つ若い人たちと一緒になってやっていきたいと楽しみにしています。
建設業界の動向が移り代わっていく中で、年齢や経験を問わず社員一人ひとりが自分も経営者だという意識を念頭に置いてほしいと思っています。社員一人ひとりが経営感覚をもち積極的に業務に取り組むことで、会社の将来をともに担ってほしいと考えています。